ドイツでまず感激したのがゴミ一つ落ちていない美しい街並み。そして使い捨てではなくいつまでも物を大切にするライフスタイルを間近に見たことでした。しかし研修をとおしながら大きな衝撃を覚えたのは、出会う大人達のほとんど全てが、自分たちの次の世代に美しい地球を残すために、自分たちの暮らし方を恒に真剣に見つめているということでした。そして視察先の担当者の説明、ゴミ収集車を運転するおじさんとの話し、また普段のおしゃべりの中には「子ども」を大切に思う思いが伝わってくるのです。社会全体に子どもに対するあたたかな眼差しがあふれていることに心が温まる思いがしました。
その後、2005年に発足したNPO法人 日本子どもNPOセンターの子ども政策委員会に所属し、子どもが育つ環境の調査や情報収集、その問題解決に向けての政策提言を行う活動をしてきました。その活動の中で諸外国と日本の違いを調べている内に、社会福祉や学校教育が充実し、さらに子ども政策の先進地である北欧の視察を行うことになったのです。