シャンティプレマ 北欧子ども政策 プレマおばさん 北欧3カ国(ノルウェー・フィンランド・スウェーデン)に学ぶ

北欧の風土

 地理的に北欧を見てみますと、スカンディナヴィア半島にある山脈を隔てて西部が温 暖な地域であり、逆にバルト海に面する東部は冷涼とした気候となっています。

  このため西部のノルウエーやデンマークは古代より海洋国家であり、古くにヨーロッパを荒らしまわったあの海賊バイキングが拠点とした地域でもあります。一方東部のスウェーデンやフィンランドは海より陸のつながりが強い地域で、町並みもドイツやロシ アなどの影響を色濃く受けています。またフィンランドはあのムーミンのふるさとであ ります。

  難しい話は苦手ですが、このバイキングとおとぎ話のムーミンが北欧の風土を的確に 現していると感じてしまいます。もう一度世界地図を広げれば分かりますが、この地域 は恵まれた場所ではありません。遠い昔にゲルマン民族がフン族に追われ大移動した煽 りを受け、ヨーロッパの北で暮らしてきた人々がバイキングとなり、時には大洋に飛び 出し、また一方ではムーミン谷のように心静かに暮らしてきた地域だと思うのです。す。

フィンランドバナー

 スカンジナビア半島の根本、バルト海の一番奥に位置する共和国。フィンランド語の正式名称はスオミ共和国。童話のムーミン、そしてサンタクロースの故郷として知られている。東にロシア、西にスウェーデン、北はノルウェーと国境を接し、フィンランド湾をはさんだ南にはエストニアがある。旧共産圏と西ヨーロッパを結ぶ鉄道、航路の中継点にあり、その中立的性格から国際会議が多く開かれる。北緯60度から70度にわたり南北に細長く、国土の3分の1は北極圏内に位置し、アイスランドに次いで世界最北の国だが、スカンジナビア全体を暖めるメキシコ湾流の影響で、意外と気候は温暖。


スウェーデンバナー

 スカンジナビア半島の東側を占める立憲君主国。北欧最大の国で東はフィンランド、西はノルウェーに接し、南はオースレン海峡をはさんでデンマークと向かい合っている。
スウェーデン語ではスヴェリエと呼ばれているが、これは「スヴェア族」の意味。スヴェア族は9世紀前後からヴァイキングの名で知られ、交易を求めて遠征した海洋民族であったが、10世紀頃、スカンジナビアに定着した。

ノルウェーバナー

 北ヨーロッパの立憲君主国。ノルウェーという国名には「北への道」という意味があり、その名の通りノルウェーは世界地図のはるか北部に位置し、本土の北半分が北極圏内にある。
とにかく南北に長い国で、南端のリンデスネスから北端のノールカップまでは直線距離で1750キロにおよぶ。温暖な気候の海岸地帯から一歩内陸にはいると、天候の厳しい山岳地帯になる。
海岸線は内陸へ最大で200キロも入り込んだフィヨルド(峡湾)を形成し、フィヨルドの周囲は標高1000メートルにも及ぶ高い崖が水面から屹立する。